どんなお産がしたい?

十数年ぶりに出産ということになったとき、こんな言葉をかけてもらいました。どんなお産って言ったって、検診に通って産ませてもらうんじゃないの?

上の子のときには考えたこともなかったけれど、一通り育児の経験をした私がもう一度子育てを最初からできるチャンスをもらったのだから楽しんで考えようと思いました。改めて考えてみると自分のお産のイメージが徐々にできていきました。

思えばお産から始まり、育児のことも一般的なマニュアルのようなものに沿っていて、自分で自分や家族に一番合ったものを考えるということはなかった気がします。考えることに慣れていなかった自分に気付きました。

自分だけのお産。なにも珍しいことやこだわりがあるわけじゃないけれど、思春期になっている上の子たちと主人と一緒に新しい小さな命を迎えたいと思いました。助産師さんに協力してもらい、希望通り感動的な忘れられないステキなお産になりました。

自分や家族に一番合ったものは、自分じゃなければ考えることはできない。常識やみんなと同じということではなくて《自分らしいということを考える》ということの大切さを知った育児のスタートになりました。  

(どんぐり通信編集部 (K))



※このコラムは、茅野市役所や各地区こども館などでも配布している毎月発行の情報誌「Monthlyどんぐり通信」2012年06月号より再掲載致しました。