「おとうさん、一日ヒーローになろう!」

昨年度から茅野市内の保育園では、自分のお子さんが通う保育園に、保護者の方が一日保育士として園で生活をする「一日保育士体験」が実施されています。表題は、この事業をお知らせするポスターのキャッチコピーです。

今年度、教育委員会こども部では、係長以上の職員全員が「一日保育士体験」を体験しており、私は5月末に玉川保育園で体験しました。

私には、大学生と高校生の子どもが居ます。甥や姪も大きくなってしまい、身の回りに小さい子どもは居ませんので、大勢の子どもと一日保育園で過ごすなんて想像も出来ず、体験当日はとても緊張して保育園に行きました。しかし、子ども達は「お父さん先生」に慣れていて、「誰のパパなの?」と話しかけて来てくれて、私の緊張など関係なく朝から「ヒーロー」扱いをしてくれました。

自分の子どもが保育園に居ないので、保護者の皆さんとは若干感覚が違いますが、「先生」と呼ばれて、たくさんの子どもに手を引かれて遊ぶのは、「自分は必要とされている」と実感でき、大変心地良くとても貴重な経験でした。子ども達は、一日中ヒーロー扱いしてくれましたが、終わりの会の後お家の方が迎えに来ると、みんな「バイバイ」を言う暇も無いくらいに走って帰ってしまい、なんだかとっても寂しい気持ちになりましたが、お家の人の存在はとても大きいのだなあと感じました。

きっと私の子ども達も保育園に通っていた時には、こうしてお迎えを待っていてくれたのかと思うと、すっかり大きくなってしまったけれど、改めて愛おしく思いました。

(どんぐり通信編集部 (G))



※このコラムは、茅野市役所や各地区こども館などでも配布している毎月発行の情報誌「Monthlyどんぐり通信」2012年10月号より再掲載致しました。