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どうする?こんなとき ~もしも!?の時に慌てないために~

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子どもの体は臓器の働きが未発達なため、病気にかかりやすく、思ったより進行が早いもの。体調の変化を早く察知するためには「機嫌・食欲・元気」をチェックすることがポイントです。

もしも!?の時に慌てないために、疑われる病気や症状についての知識をつけておきましょう。

★こんなとき1. 高熱が出た時はどうすればいい?

《家庭でのケア》

熱がある時は水分補給を。麦茶か湯ざまし、イオン飲料などを飲みたいだけこまめに与える。室温は低めに保ち、熱が体にこもらないように薄着を心がけ、汗をかいたら着替えさせる。厚い布団などはかけないように。

熱があっても元気であれば解熱剤は使わずに様子を見る。ただし、38度以上の熱があり、苦しくて眠れない時や水分を受け付けない時などは解熱剤を使っても良いでしょう。首の後ろや脇の下、足の付根などを冷やすのも解熱に効果的です。

《受診のタイミング》

  • 高熱が下がらず、食欲がなくて機嫌が悪い。
  • 続けて吐いたり、下痢をしたりしてグッタリしている。
  • 意識がはっきりしない。
  • 息苦しそう。
  • ひきつけが続く。などの症状が見られたら早急に病院に行きましょう。

★こんなとき2. 下痢の時注意することは?

《家庭でのケア》

イラスト下痢便が続くとお尻が荒れたり、ただれたりしやすいので、お尻ふきや乾いた布で拭かずに、シャワーなどで洗ってからやわらかい布で擦らないように拭いてあげるとよいでしょう。もし熱があった場合でも、お尻だけはシャワーで洗ってあげましょう。

《受診のタイミング》

  • 水のような便を繰り返す。
  • ぐったりして水分を受け付けない。
  • 尿の回数が少ない。
  • 下痢が何日も続いている。などの時には早急に病院に行きましょう。
  • 血便・白色便・血便が黒くなったタール便・粘液便などの場合は重篤な病気の可能性も考えられるので、すぐに受診しましょう。

(以上 フジモリ薬局 藤森憲司)

★受診のタイミング早見表

どんな時に病院に行くべきか、慌てて駆け込む前に参考にして下さい。
その他に、兵庫県県立柏原病院の小児科を守る会のホームページで公開されている『受診の目安チャート図』が便利です(リンク先の画面右・印刷用PDFをダウンロードして下さい。無料です)。

症状 家庭でケアできること こんな時はすぐ病院へ
発熱 ・充分に水分補給をする
・汗をかいたらこまめに拭く
・室温をあまり高くしない
・高熱が2日以上つづく
・食欲がなく気嫌が悪い
・嘔吐や下痢をともなう
・ぐったりしている
・息ぐるしそう
嘔吐 ・横向きに寝かせる
・衣服やおむつをゆるめる
・少量ずつ水分を補給する
・繰り返し吐き、水分を受けつけない
・吐いた後、グッタリしている
・吐いた物に血や便のようなものが混じる
・頭を打った後の嘔吐
下痢 ・水分補給をする
・お尻はこまめに洗う
・水のような便を繰り返す
・半日以上おしっこが出ない
・下痢が数日続いている
・縦に抱き軽くさする
・呼吸を楽にする塗り薬を使っても良い
・上体を起こし呼吸を楽に
・咳がひどく息苦しそう
・咳で眠れない
・息を吐く時ゼーゼーする
・咳の後に「ヒュー」っと引くような呼吸をする
鼻水 ・綿棒やスポイトなどで取る
・くしゃみをさせて取る
・ひっきりなしに鼻水が出る
・鼻水が黄色や緑色をしている
・鼻水に変な臭いを感じる
ひきつけ ・衣類をゆるめる
・横向きに寝かせる
・安静にする
・始めてひきつけた
・ひきつけが5分以上続く
かぜ ※かぜに伴う各症状(発熱、嘔吐、下痢等の各欄)の記載項目を参照
目やに ・手をこまめに洗う
・爪を短く切る
・目やにの量が多い
・目やにが黄色い
・花粉の時期のかゆみや充血
・発熱や発疹を伴う
とびひ ・爪を短く切る ・かいた場所が傷つき、水疱になる

★何科に行けばいいのかな…? ~診療科目一覧表~

困ったときはまず身近なかかりつけ医に診てもらい、診断によって専門科を受診するとよいでしょう。

診療科 主な診療内容
外科 外科療法(手術など)を必要とする病気。
内科 病気全般。診断をくだし、適切な診療科を紹介する場合もある。
小児科 子どもの病気。発達相談・乳幼児健診。
皮膚科 皮膚・粘膜・汗・毛髪・爪の病気。
泌尿器科 腎盂・尿管・膀胱・男性性器の病気。男性の不妊。
産科・婦人科 性器の病気。内分泌機能異常。不妊症。妊娠・出産・産褥。性感染症。性教育指導。
精神科 精神障害の病気。
眼科 目の病気と視力の異常。
神経科 脳・神経系の病気。
整形外科 骨・関節・筋肉の病気とけが。
耳鼻咽喉科 耳の病気と聴力・平衡の異常。鼻・のど(咽頭・扁桃)の病気。
呼吸器科 気管支・肺・横隔膜の病気。
消化器科 胃・腸・肝臓・すい臓の病気。
心臓血管外科 外科手術を必要とする心臓・血管の病気。
循環器科 心臓・血管の病気。血圧の異常。
脳神経外科 外科手術を必要とする脳・神経の病気。
形成外科 けが・手術などによる欠損部分の修復・再建。
肛門科 肛門の病気。
放射線科 X線、X線CT、MRI、放射線などを使った診断と治療。
麻酔科 病気全般、ペインクリニック。
リハビリテーション科 術後の機能回復(理学療法士、作業療法士とともに)。
アレルギー科 喘息・アトピー・花粉症などのアレルギー疾患。
リウマチ科 リウマチ疾患専門。
歯科 歯・歯肉の病気。
小児歯科 子どもの歯・歯肉の病気と予防、歯並びや噛み合わせの異常。
矯正科 歯並びや噛み合わせの異常。

(引用元:全国病院番付〈上〉―病気・病名別優良病医院BEST974 (特集アスペクト) /丹羽 幸一 (著) )