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絵本にいたずら書きをしてしまいます。

Q. 一歳ですが、絵本にいたずら書きをすぐにしてしまいます。
イラスト
A. 
絵本は子どもにとってとても大切なものです。絵本をとおして言葉を育み、心のひだを広げます。この思いから、「いたずら書きをするなんて」と、ついしかりたくなる気持ちはよく分かりますが、絵本は子どもにとって遊び道具のひとつなのです。他のおもちゃと同じです。

まずは、絵本がお子さんにとって楽しいものとなってほしいものです。絵本に触れ、おもちゃにして遊ばせてください。ここで何より大事なことは、お母さんとお父さんがひざに抱っこして、耳元で読んでやることです。両親のぬくもりや息づかいを感じ、読み声に導かれて絵本を見ることは子どもにとってこの上ない喜びの時なのです。忙しい生活ですが、お子さんと絵本を楽しむ時間を必ずとってやってください。その積み重ねが絵本の扱い方を身に付けさせます。

ただ、図書館から借りてきた絵本は困ります。この絵本については親の責任においてしっかり管理しましょう。なお、絵本から誘発される好奇心に満ちた絵心も大事に育んでやりたいものです。そのため、たとえば広告チラシの裏などを利用した「お絵かき帳」のようなもの用意してあげるのもよいでしょう。絵本が生み出す豊かな世界をいろいろな方法で十分に享受させてください。

(家庭教育センター 家庭教育相談員 伊藤敏夫)

 
 
※初出:長野日報連載「子育て子育ちQ&A」(平成17年より毎月2回掲載)。許可の元、再掲載致しました。