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便秘癖の直し方

イラストQ. ウンチの出ない日が何日も続くのですが、何か対処法はありますか。

A. 
便秘は排便時に便が出きらず、心身に苦痛を与えるのと同時に、小児の腹痛の主な原因の一つにもなっています。

通常、何日も便が出ないと腸の中で硬くなり、排便時に肛門が痛くなったり、場合によっては切れたりすることがあります。すると、気持ち良いはずの排便が苦痛になってしまい、ますます排便を嫌がるようになってしまいます。この結果、ため込んだ便がさらに便秘を悪化させます。便秘の期間が長いと腸が慣れてしまい、便意を感じにくくなります。

対処法としてまずは、バランスの良い食事を心掛けるようにしてください。お腹のマッサージや冷たい水を毎朝一杯、飲むことでも腸が動くので、排便を促します。普段から便が硬かったり、大きかったりするようなら、かん腸や緩い下剤などで便を出してしまうことも便秘改善の一助になると思います。

いずれにしても、良い排便習慣を確立するには数カ月必要なので、あせらずゆっくりと対処していきましょう。

(諏訪中央病院 小児科医長 佐藤広樹)

 
 
※初出:長野日報連載「子育て子育ちQ&A」(平成17年より毎月2回掲載)。許可の元、再掲載致しました。