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産婦人科、小児科医の不足について教えて下さい

Q. 産婦人科、小児科医の不足について教えて下さい。 
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A. 
全国の病院で産婦人科や小児科が閉鎖されているそうです。産婦人科、小児科の医師数が急に減ってきているのでしょうか。いえ、そうではありません。365日24時間、常に緊張を強いられている病院医療の現場を少人数の医師で支えていくことに疲れて病院を辞めているのです。

一方、医療事故のニュースも目に留まります。安全な医療を行うためには、安全を確保するためのシステムと共に、医療の実践者である医療従事者が良い状態で働くことが必要です。当直で働いた後には休養が取れる体制が必要です。そのため、産婦人科や小児科の医師を集めて、その病院で専門医療を提供することを国は勧めています。利用者からは自宅から遠くなり不便だとの声も聞きますが、安全な医療を確保するためには必要なことなのでしょう。

安心して産み育てられる地域であって欲しいと思います。

(諏訪中央病院副院長 小児科医長 武井義親)

 
 
※初出:長野日報連載「子育て子育ちQ&A」(平成17年より毎月2回掲載)。許可の元、再掲載致しました。