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忘れ物が多く、注意しても直りません。

Q. 小学三年生の親ですが、こどもの忘れ物が多く、注意しても直りません。どのようにしたら良いでしょうか?
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A. 
人間、「忘れてしまう」ということがあるのはごく自然のことです。とりわけ遊び盛りの子どもにとっては一つのことに夢中になると他のことはどこかに飛んでいってしまいます。しかし、生きていくうえで「どうしても忘れてはならないだいじなこと」があります。子どもの生活では、例えば学習のベースとなる宿題や、授業に必要な持ち物などは忘れてはいけません。

 小学一、二年生のころは、先生が「おたより」などにこまめに書いてくれるので親もよくわかって指導しやすいのですが、文字が書ける頃からは、子ども自らが記録し、確認するよう自立を促します。この時期をだいじに見てあげてください。次のことは日々の家庭教育に取り入れていきましょう。

  1. 子どもが書いてきた連絡帳を開き、その日の宿題や用意すべき持ち物を一緒に確かめる。先生の添え書きがあれば声に出して読みましょう。
  2. 寝る前に宿題や持ち物が用意できているか、もう一度確かめる。できていたら「よくがんばってやったね」とほめてあげ、安心して休ませましょう。

忘れ物が多いために友だちや先生から注意されたり、しかられたりすることが原因で学校が嫌いになり、不登校に陥ってしまうケースもあります。少々、遊びやテレビの時間を削っても、まずやらなければならないことをきちんとやりぬく生活態度を育てていきましょう。このことが自立への第一歩です。

(前家庭教育センター 家庭教育相談員 伊藤敏夫)

 
 
※初出:長野日報連載「子育て子育ちQ&A」(平成17年より毎月2回掲載)。許可の元、再掲載致しました。